医療脱毛期間中の毛抜きの使用は禁止となっております。

毛抜きがダメな理由

脱毛効果が得られない

医療レーザー脱毛は毛のメラニン色素(黒色)に反応し、毛に照射することで減毛・脱毛ができます。

毛抜きを使用することによりレーザーが反応する毛がないため、脱毛効果が得られません。

 

毛周期が乱れる

毛周期とは・・・毛が生えてから抜け落ちるまでのサイクルのこと。

『成長期』 『休止期』 『退行期』 という3つの段階を繰り返しています。

 

レーザー光が反応し効果があるのは 『成長期』 の毛のみです。

毛を抜いてしまうと成長期になるまでに時間がかかってしまい、その間照射しても脱毛効果が得られません。

 

炎症を起こし照射できない

毛抜きを使うことにより肌が傷つき炎症が起きる可能性があります。

炎症が起こっている肌に照射すると炎症が悪化してしまうため、照射できなくなってしまいます。

 

以上の理由でワックスや除毛クリームの使用も厳禁となっています。

 

脱毛後の毛抜きもNG

埋没毛や毛嚢炎の原因になる

脱毛直後の肌はデリケートな状態になっているため毛抜きの使用で毛嚢炎(ニキビのような赤いブツブツ)ができやすくなります。

また、埋没毛(皮膚の下に留まって生えている毛、埋もれ毛のこと)ができることもあります。

埋没毛ができると赤い発疹や痒み、炎症などの肌トラブルができる原因になります。

 

色素沈着が起こるリスクが高まる

色素沈着とは・・・メラノサイト(色素細胞)から分泌されたメラニン色素(黒色)が表皮や真皮に沈着し肌が黒ずみを生じること。

脱毛によってダメージを受けた肌に毛抜きを使用し、不要な刺激を与えてしまうと、肌を守ろうとメラノサイトの活動が活発になりメラニン色素を多く作りだします。

これによって色素沈着が起きてしまいます。

 

浮いてきた毛を抜くのもNG

脱毛後2~4週間後に自然と毛は抜けていきますが、完全に抜け落ちずに毛穴に残る事があります。

ただ、この毛も自然に抜け落ちるまで待つことが大切です。

無理に引っ張ることにより毛穴に刺激が与えられ炎症を起こしたり、毛周期を乱す原因になってしまいます。

 

脱毛後の自己処理

カミソリは肌に刃があたるため肌に負担がかかり、傷つきやすくなります。

できれば電動シェーバーで行い、自己処理後は必ず保湿をすることが大切です。

また、肌に赤みや痒みなどの炎症がある場合の自己処理は禁止です。